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観客は空気

こんな演劇あるかなぁ(あまり演劇を知らないので・・)

小さな裏通りをまんま再現したセット(もしくはそのもの)
観客になる人は、そこに入る前に空気になるかならないか決めます。
空気な人は青いポンチョをかぶって中に入ります。
空気にならない人は、そのまま入ります(保険必須)

2時間1クールくらいで、路地のあらゆるところで様々な状況(演劇)が起こっています。
ラーメン屋で、民家の縁側で、道ばたで。
観客はそれを眺めつつ、ラーメン屋ではラーメンを注文して食べたり、駄菓子屋で
お菓子を買ったりできます。セットの家の中にはいるのもOK.トイレだって使えます。

観客がラーメンを食べてる横でも「そこを舞台にした」小さな演劇が、観客が
あたかもいないかのように繰り広げられています。言ってみれば、
青ポンチョの人は、映画の中の「空気のように意識されない人々」のような立場に
なれるのです。
同じ空気感で日常の不条理をまるで「演劇のように」ながめることができるというか・・。
演じる人々も、青ポンチョの人は「空気」ぐらいにしか思いません。
混みあっていれば「今日は何だか空気が重いなぁ」とかは言われます。

ポンチョを着ていない観客は、演劇に巻き込まれます。
もしかしたら「仲裁してくれ」とか「どっかいけや!」とか言われたり
ひどいときには水をかけられたり引きずられたりするかもしれません。
青ポンチョの人は手出し無用のルールです。

終了の合図が聞こえると、皆一斉に一方向へ退去します。
(観客の退去後しばらくは演劇は続いています)

この一部始終を上から眺める観客席も用意されています。
というか、この観客席から見下ろす(観客を含めた)全てが演劇。
何かが起こっている、その周りを取り囲む青い空気。
たった一人で行動している、それを眺めている多くの青い空気。
その微妙にヘンテコな雰囲気を感じるのです。

ちょっとインスタレーションぽいかなぁ。
by pyoblog | 2006-05-25 10:31 | ぴょ案

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